伝統を守り続けながら新しいアイデアを追求し続けるドイツ老舗工具ブランド「Wiha(ビーハ)」とは?

 

Wihaのルーツと歴史

皆さま、「Wiha」という工具ブランドをご存じでしょうか?

創業は1939年、ドイツ生まれの老舗工具メーカー(ブランド)です。

1947年からスクリュードライバーの製造を開始している老舗ブランドで、

もはや上質ドライバーの代名詞とも言える同じドイツのWERAやスイスのPB Swiss Toolsなど

名プレイヤーと肩を並べる、工具ブランドの一つです。

世界各国で電気系エンジニアからの定評があり、アメリカは特にその傾向が強く

現在ではドイツ本国よりもアメリカでの供給が多くなっています。

 

Wihaのラインアップ(概要)

ドライバーの製造と同じくして同ブランドの軸となっているのがプライヤー類。

ラジオペンチ、コンビネーションプライヤー、ウォーターポンププライヤー、ニッパーなど

 

 

 

スタンダードな掴みものは勿論網羅されており

絶縁タイプや、ユニークな形状の製品群も注目を集めています。

また、下記の様なラインアップも揃えている事にも注目です。

・HEXレンチ

・トルクスレンチ

・トルクドライバー

 

代表的なラインアップ

 

①ボタンを押すとパワーアップ!BiCutニッパー

ボタンを押すと切断能力が「約2倍」になるという不思議なニッパー。

硬線を難なく切っていく感覚に、一度試すと手放せないという方も多い逸品。

 

②人の手から得られるパワーを追及、イノミックプライヤーシリーズ

握ると、それに応じて掴み部が稼働し対象をグリップする仕組みのプライヤー。

人間工学に基づき、手のひらから得られるパワーをいかに効率よく先端へ伝え

かつ体への負担を軽減できるかを追求したプライヤーの新しい形です。

こちらもノーマル、絶縁と幅広くラインアップされています。

 

③HEXレンチ

ドライバー製造のノウハウをふんだんに盛り込んだ、強靭で高精度なHEXレンチも

Wihaの顔の一つです。

本体自体が良い物である事に加え、ホルダーに取り出しやすい加工があったり

一部レンチにスケールが付いているなど、使用現場への付加価値提供を熱心に行っている姿勢の見える製品群が特徴的です。

④トルクドライバー

ファクトリー系のユーザーも多いWihaは、トルク管理ツールも実は多くラインアップしています。

特定範囲を自由にユーザーで設定できるプリセット型のトルクドライバーや

それぞれ特定の用途に合わせた単能型トルクドライバーも非常に幅広くラインアップしており

それらに使う事の出来る、それぞれのネジに合わせたアタッチメントも多く供給されています。

他ブランドとしての取り組み

医学的な側面からも、快適かつ効率的な作業を提供しようとしている面にも注目です。

「作業から発生する人体への負担を軽減する」事を証明するAGRという規格を取得しています。

これは同ブランドの一部ドライバー類と上述イノミックプライヤーシリーズが取得している規格で

専門医師のお墨付きも付いて取れる、工具の業界ではかなり珍しい功績です。

著しく続く連続作業から作業者を守る、という考え方から工夫を重ねて作られている同ラインアップは

一度触れてみる価値はあると思います。

 

WihaとKNIPEX

握りもの(プライヤー)と言えばKNIPEX、同じドイツの老舗ブランドがありますが

各国ではハイレベルなシェア争いをする、ドイツの「強豪」ブランド同士です。

彼らは、同じ製品カテゴリ、同じ顧客層を持つ正真正銘のライバル同士です。

KNIPEXの握りものが好きという方は、もしかするとWihaの製品にも何か感じられるところがあるかもしれません。

よりユーザーにとって良い製品を作り続けて行こうと志す双方は

今後もより高め合って、日本を含で浸透していくものと思われます。