ドライバーの使い方〜インパクトドライバ〜

 

ドライバーと言っても色々なタイプのドライバーがあります。
そんなドライバーの種類はこちらのブログで紹介しています。

その中から今回はインパクトドライバーの使い方を紹介します。

1)インパクトドライバーとは

 

インパクトドライバーというと、電動のインパクトドライバーを思い浮かべる方も多いと思いますが「インパクト」は打撃という意味で電動インパクトドライバーも打撃を動力として回す機構なので、「インパクト」が付くんですね。手動で叩いて回すドライバーも打撃が回転に変わるのでインパクトドライバーと言います。メーカーによってはアタックドライバーとかショックドライバーとも言いますね。
叩いた力が回転に変わり、固着したネジを緩ませることを目的としています。なので、通常のドライバーで、ちょっと緩みそうなにないな、と思ったらインパクトドライバーを使うことをオススメします。

 

2)ネジを叩く理由

そもそも、ネジを回すのにどうして叩くのか?
下の図をご覧ください。

図左がねじ込む時です、ボルトは雌ネジの下側を沿って入っていきます、そして、閉まると図右の様にボルトは引き上げられて、雌ネジの上側に張り付きます。そして、時間が経てば固着してしまうことがあります。

なので、上から叩いて衝撃を与えて、くっついた面を剥がすんです。

スタンダートドライバーの使い方のところでも説明した様に、ドライバーは押す力7の回す力3で使います。
これはカムアウトしない為です、固着したネジの場合、回すのにも力が入りますので、押す・衝撃を与える・回すを同時に同じくらいの力でやりたいのです。

そこで使われるのが「インパクトドライバー」なのです。

3)インパクトドライバーの機構

冒頭にも説明した様に、単純にお尻を叩きますと叩いた力が回転に変わります。

まずは、回転方向の確認です。
LとRと切り替えがありますので、左回しで緩めるのでLに合わせますが、念の為使う前に下に押し当ててください、そうすると回転方向に先端が回るので、それで確認してください。そして、その回った分が叩いた時の回転シロとなります。

 

4)インパクトドライバーを使う時の注意点

インパクトドライバーはネジに当ててお尻を叩くのですが、そのときの注意点が3つあります

1)押し付けすぎないでください

押し付けすぎると回転シロがなくなって、回転せずに叩くだけになってしまいます。

 

2)力一杯叩かないでください

いきなり力一杯叩くと相手のパーツなどを壊してしまう可能性があります。インパクトドライバーで全てが緩むわけではないので、様子を見ながらコツコツと叩いてください。力の加減が必要です。

 

3)グリップはしっかり握っていて下さい

叩いた瞬間にドライブの回転と反対方向に本体が回転しようとします。なのでグリップはしっかりと握ります。
(余談ですが、しっかり握ることが求められるので握り易いモノを選ぶの大切なポイントです)

 

5)メーカーによって違いはあるのか?

形状など細かい部分では違いはありますが、単純な機構のドライバーなので、各メーカー大差はそうありません。
ただ、差し込み角が3/8sqや1/2sqなどがあります、小さいタイプもあるので使うボルトに合わせて選ぶといいと思います。

4mm以下の小径ネジが多ければ3/8sqでもいいですね。
ビットアダプターも1/4HEXや5/16HEXなどの種類があるので組み替えて、ビットの種類の多い1/4HEXのアダプターを使うものありですね!

 

6)まとめ

まず、通常のドライバーで固くて、舐めそうだな、と思ったらインパクトドライバーを使いましょう。
そして、しっかりと握って、力一杯叩かず、加減をしながら様子を見ながら叩いて下さい。
いつも使う工具ではありませんが、お助け工具として一つ持っていると便利な工具です。