安全靴とプロテクティブスニーカー違いって何!?

工場や建設現場などの作業環境で作業者の足を守る『安全靴』

作業環境によっては着用を義務付けられている場合もあるのでユーザーによっては必須のツールですが、世に出回っている商品が全て「安全靴」ではないことをご存知でしょうか。

それが『プロテクティブスニーカー』『セーフティーシューズ』と呼ばれるシューズです。

用途は安全靴と同じく作業者の足を守る専用の靴なのですが、実は選ぶ物を間違えると作業で履けないという場合があるので、今回は安全靴とプロテクティブスニーカーの違いを踏まえつつ、今おすすめしたいプロテクティブスニーカーの多彩なラインナップをご紹介していきます。

安全靴とプロテクティブスニーカーの違い

両者の違いは、取得している規格にあります。

安全靴は「JIS T 8101」というJIS規格を取得した製品を指します。

安全靴に使える甲被の素材やつま先を守る先芯の圧迫荷重、表底の剥離抵抗、またかかと部分の衝撃エネルギー吸収性、耐踏み抜き性、耐油性といった複数の厳しい基準が設けられ、これらをクリアした物が安全靴と呼べるのです。

引用:https://www.orange-book.com/ja/c/products/index.html?itemCd=7511B23.5+++++++++++++++++++++3043&q=%E5%AE%89%E5%85%A8%E9%9D%B4

一方でプロテクティブスニーカーは、「JSAA(公益財団法人日本保安用品協会)」という公的な団体が定める規格を取得した製品を指します。

規格の項目はJIS規格のものと基本的に同じでその基準値も「JIS T 8101」相当ですが、JIS規格の合格品の着用義務がある職場等では使用できません。

※プロテクティブスニーカーの規格については協会のホームページもご覧ください。

しかしながらプロテクティブスニーカーも安全靴と同様の効果を得られる事に加え、安全靴では使用できない素材やデザインを取り入れより個人の好みに合わせたモデルを選べる事で、軽作業を中心とする「安全靴までの安全性能を必要としない環境や用途」であれば非常に有効なツールなのです。

ここからは様々なプロテクティブスニーカーを見ていきましょう。

プロテクティブスニーカーおすすめアイテム①Dickies(ディッキーズ)

ディッキーズ セーフティースニーカー(ブラウン)

(JSAA規格A種認定品)

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ディッキーズといえば仕事だけでなくファッション方面でもツナギやワークパンツが人気ですが、本来の「作業者の体を守る」役割を担うアイテムとしてプロテクティブスニーカーがラインナップされています。

先芯によるつま先の保護やアウターソールの耐滑性の高さといった安全靴的な機能が備わっていると同時に、アッパー素材に合皮を使い、牛革では表現できないカラーリングやデザイン性が特徴です。

またシューズにはサイドファスナーがあり、靴紐を触らなくても着脱が楽になっています。

プロテクティブスニーカーおすすめアイテム②PUMA(プーマ)

PUMA ヒューズモーション2.0 ブルー

(JSAA A種)

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今回のプロテクティブスニーカーというジャンルでは一般的に有名なシューズメーカーも多数ラインナップを設定されています。

その中でプーマのプロテクティブスニーカーはランニングシューズで培われた技術も使われています。

特徴的なのがアッパーの縫製で、縫い目のないものとなっておりスムーズな動きと耐久性の高さがポイントです。

また先芯はグラスファイバー製となり鉄製よりさらに軽量化が図られています。

前述したようにランニングシューズの技術が使われていることでソール部分の機能が多彩で、シューズを履いて移動する際の安定感を意識したものになっています。

プロテクティブスニーカーおすすめアイテム③DIADORA(ディアドラ)

ディアドラ DIADORA安全作業靴 フィンチ 

JSAA A種認定

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もう一つシューズメーカーからご紹介するのがディアドラです。

こちらはセーフティーシューズのラインナップが豊富であることもポイントですが、今回ご紹介する「フィンチ」には新しい機構として『Boaクロージャーシステム』を採用しています。

これは一般的な靴紐を手で結んで固定するのではなく、シューズに通ったワイヤーを中央のダイヤルを回して締めていく方式となっています。

これによって靴紐よりも容易にシューズを足に固定、微調整ができ、また脱ぐ時もダイヤル解除をワンアクションで行えるので屋内と屋外の移動時に着脱がスムーズになります。

番外編(SPARCO)

SPARCO(スパルコ) セーフティーシューズ スポーツ・エヴォ

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最後にもう一つご紹介したいブランドが「SPARCO(スパルコ)」です。

番外編としたのは、プロテクティブスニーカーの規格(JSAA)とも異なるISO基準のセーフティーシューズ(EN ISO Std. 20345/20344:2004/A1:2007)のためです。そのためプロテクティブスニーカーではなくセーフティーシューズと呼んでいます。

しかしながら他のウエアブランドと同じく以前からセーフティーシューズのラインナップが豊富で、ドライビングシューズに代表されるデザイン性の高さも評価されています。

「スポーツ・エヴォ」は先芯に硬質プラスチック、ソールにケプラーを使用しつま先の耐衝撃性能、靴底の耐踏み抜き性能を保ちつつ軽量化が施されています。

アッパー素材のスエード地や配色も格好良く、また撥水加工も施されているので水分が付着するような作業で有効なのと同時に屋外での普段履きにもおすすめできます。

まとめ

・「安全靴」の着用義務がない作業環境であればプロテクティブスニーカーの多彩な選択肢から欲しい機能のあるモデルも検討の価値あり
・安全靴にない軽量感、通気性、着脱のしやすさがプロテクティブスニーカーの特徴です。
・普段履きも想定しデザインから選んでいくのもおすすめです。