工具屋が教える、間違えない工具セット選び!

工具メーカーや工具屋で販売している『工具セット』は少し調べてみるだけでも1,000アイテム近くヒットするので、特に初めて工具セットを買おうと思っても結局どれを選べばいいのか分かりにくいかと思います。

ブランドや価格帯、また知り合いからのおすすめといった要素が決め手となることが多いと思いますが、今回は工具セットの内容や機能といった面からも押さえておきたい注目ポイントをまとめてみました。

工具セットの用途で選ぶ

工具セットを選ぶ上で一番大切なのは、自分の作業内容をしっかり把握する事。

見た目やイメージで選ぶのも良いですが、折角お金を払って買うのですから、即戦力になってくれる方が良いに決まっています。

ここでは一般的にどんな種類の工具セットが有るのか、ご紹介していきます。

一般的に工具セットを用途別に分けると主に「(車やバイク)整備用工具セット」「電設工具セット」「配管用工具セット」「絶縁工具セット」などが挙げられます。

整備用工具セット

主に自動車やバイク等の整備に使用される工具がメインの入り組みになっている工具セット。

誰もが一度は手にした事があるドライバーやレンチは勿論、ラチェットハンドルやソケット等、作業スピードの効率化に特化した機能を持つハンドツールがメインで構成される事が多いセット。

価格帯は4万円代〜20万円代と広く、工具セットの中でも最も多くのラインナップが存在するカテゴリー。

KTC整備用工具セット

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電設工具セット

電気、電子関連の方にとって必須工具のJIS圧着工具ワイヤーストリッパー等が詰め込まれたセットです。

第二種電気工事士の技能試験で推奨されている工具セットもここに分類されます。

 

TRUSCO 電設工具スタンダードセット 9点

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配管用工具セット

塩ビ管や銅管等、エアコンの設置及びメンテナンス等に分類される配管作業。

モンキーレンチによく似たモーターレンチと呼ばれる商品等が含まれているのが特徴。

 

TRUSCO ピカイチ プロ用配管工具セット 24点セット

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絶縁工具セット

近年のEV車の需要も相まり、自動車整備向けの工具セットを多くラインナップする工具メーカーからも積極的にラインナップが開始され選択肢の幅が広がった絶縁工具セット。

法律で定められた企画をクリアした物のみがこの工具セットに該当する。

KTC 絶縁工具セットA

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工具セットの入り組み数で選ぶ

工具セットの入り組み数は商品の数だけ異なるので、この要素だけで自分に合うものを選ぶのは少し難しいかもしれません。

入り組み数が多いから便利、という単純なものではなくできる限りセットに入っている工具が全て機能するように選ぶ必要があります。

それを見極めるポイントは「手持ちにどんな工具があるか」です。

工具セットに含まれる工具を大雑把に分けてみると「ソケット、ラチェットレンチ」「スパナ、メガネレンチ」「プライヤー類」「ドライバー」「その他(専用工具など)」が挙げられるので、自分が今どれを持っていてどれを組み合わせることで作業が可能になるかを判断してください。

スパナやメガネレンチをお持ちであれば無駄がないソケットレンチセット。

NEPROS 3/8SQ ラチェット&ソケットセット

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逆に全く持っていない場合は入り組み数があるセットの方が効果的に使う事ができます。

工具セットの「工具箱」で選ぶ

前項の入り組み数と関わる部分となるのですが、工具の入り組み数が多ければ必然的に工具箱の容量も大きくなります。

その上で工具箱の形状別で主に「キャビネットタイプ」「ボードタイプ」「チェストタイプ」に分けられます。

キャビネットタイプ

DEEN 整備用工具セット 6段引き出しモデル

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ディッキーズ 整備用工具セット 7段引き出しモデル

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大量の入り組み数を必要とする際にそれらを十分に収納し、総量が重くてもキャスターが付く事で作業場内の移動が容易になります。

キャビネットのサイズによってはセットの工具を入れてもスペースに十分な余裕があるのでさらに工具を買い足したりかさばるものを収納できるので、お仕事で長い目を見て使用する際にぜひ選んで欲しいタイプです。

ボードタイプ

KTC メカニキット

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いわゆる壁掛け仕様の工具箱です。

容量自体は大きくありませんがその分場所を取らず、床や棚に工具箱を置くスペースがない環境で壁を有効に活用できます。

チェストタイプ

DEEN 工具セット 「DEEN BASIC」

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工具セット用の工具箱としては一般的でそのサイズや機能、素材から豊富に選ぶことができます。

容量的にも整備作業を行うために十分な工具を収納できますが、工具を持って運ぶ際にその重さがネックになる状況では入り組み数を絞ったケースタイプのセットも便利です。

ディッキーズ 3/8SQソケットレンチセット

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工具セットのカスタマイズで選ぶ

工具セットはメーカーが設定した入り組みの内容で選ぶのが普通なので、一部の工具が使わないから外してほしい、違う工具を入れてほしい、といった要望に応えるのが難しいのも工具セットを選ぶ時に躊躇する部分だと思います。

 

Gear Set DEEN Pro工具セット

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DEENブランドの工具セット「Gear Set」シリーズは、幅広い上質な工具メーカーの製品を取り扱うファクトリーギアの特徴を生かし、DEEN工具のセット内容をベースに入り組み内容のカスタムに対応しています。

Gear Setカスタマイズ例

Gear Setカスタマイズ例2

KTCのカスタム方式と異なるのは同ブランド内での入れ替えだけでなく、他ブランドの製品との入れ替えにも対応している点です。

通常他ブランドの工具を選ぶと「工具セット+単品工具」という形で予算が増加してしまったり余剰工具が発生したりする事が懸念されますが、余計な工具を増やさずに最初の段階からユーザーの理想に近い内容の工具セットを作り出す事ができます。

※入れ替えできる範囲に一部限りがあります。

まとめ

・最初に自分がどんな仕事、作業に工具を使いたいかに合わせて工具セットの内容を絞っていきましょう。
・行いたい作業に対しどんな工具がどれだけ必要かを把握し、工具セットのボリューム、工具箱のサイズ感を選びましょう。
・入り組みの工具そのものにこだわりたい場合はカスタマイズ対応している工具セットの検討がおすすめです。

工具選びの決め手となるポイントをいくつか挙げましたが、それぞれの視点から最も自分に合う工具セットを見つけてください。