工具屋がオススメするアウトドア向けLEDライトの選び方

 

アウトドアでLEDライトがオススメな理由

すでに週末や夏休みを使ってキャンプなどのアウトドアへ出かける予定の方が沢山いらっしゃるかと思います。

そんなキャンプで使う道具も多岐に渡りますが、その中で今回ファクトリーギアが着目したのが「ライト」です。

キャンプで楽しみの一つは夜!食事はもちろん、その準備や片付け、寝るまでの気心知れた家族や仲間との楽しい時間、そんな時にライトは必需品!

キャンプでの照明といえば「ランタン」がありますが、ガス式やホワイトガソリン式などと比べて点灯操作や安全性の面で電池式のLEDライトお手軽で安心ですし、充電タイプならより経済的です!

そして、最大の理由は虫が寄ってこない!と言う事なんです!
楽しい時間、虫がランプに寄って来て飲み物や食べ物に入ったりして嫌な思いをした経験もあるかと思います。虫はライトが出す紫外線に寄ってくるんですがLEDはその紫外線が無いので虫が寄って来にくいんです。これは大きいですよね!

そこでファクトリーギアが選ぶ、アウトドアにピッタリなライトがありますのでご紹介していきます!

ランタンタイプ

見た目はガス式などのランタンと同じで、光源から360度照らすことができます。さらに明るさ調整・点滅モード設定など電池式ならではの多機能さも使いやすいポイントです。

GENTOS LEDランタン EX-000R

●明るさ:約1000ルーメン(Hiモード時)
●実用点灯時間:3時間
●2m防水
●10m落下耐久

製品ページ

「EX-000R」は他の電池式ランタンより遥かに明るい1000ルーメンというスペックを持っていてガス式・ホワイトガソリン式ランタンと遜色がありません。

防水、落下耐久性もありまさにアウトドアでのタフな使用に向いています。

内蔵の充電池を利用しUSB経由で携帯電話や電動機器へ電気供給が可能なことも電池式ランタンだから可能な機能と言えます。特に屋外で携帯電話のバッテリーが切れそうな緊急事態にも対応します。(充電池は単一アルカリ電池3個に置き換えられるのも緊急時の使用に対応できる特徴です。)

●明るさ:330ルーメン

製品ページ

パナソニック製の充電ランタン「EZ3741」は、同社の電動工具用の14.4Vバッテリー(EZ9L44など)がそのまま使用できるモデルです。

最近の電動工具メーカーはバッテリーを共通化してこのようなライト製品も使える様にしてあるケースが増えています。

すでにパナソニックのバッテリーをお持ちの方やパナソニック製の電動工具で統一されてようとしている方にとっては余計なバッテリーを用意するコストが省けますので経済的です。

 

ハンドライトタイプ

いわゆる懐中電灯タイプは持ちやすさや携帯性が高いので屋外での持ち運びに便利です。

サイズ感や点灯モードなどで種類が多いのでお好みに合わせて選べるのも良い点ですが、今回動画でもご紹介するアイテムは手に持って使うだけでなく、ハンズフリーでも使いやすい物を選びました。

NEBO タックスライドLEDライト NEBOTACSLYDE

●フラッシュモード時:MAX300ルーメン
●ランタンモード時:MAX200ルーメン

製品ページ

「NEBOTACSLYDE」は基本機能として先端のフラッシュライトが最大300ルーメン/135メートルまで届く能力を持っています。

このライトの大きな特徴として、本体を引き伸ばすと内部からLEDが現れランタンモードとして使える点です。通常のフラッシュライトモードで全長151mm、ランタンモードでも180mmなのでランタンとして使う場合も非常にコンパクト、使わない時はさらにコンパクトに収納できるので持ち運びにおいても便利です。

さらにグリップエンドにマグネットが内蔵しているので金属面に本体を固定できます。

ライトを持ったままだと片手がふさがり効率的な作業ができませんが、本体を設置しておけることで作業灯のように使うことができ、移動と作業の両方に適応したライトと言えます。
まあ、キャンプ場でマグネットが使える場所は限られますが、あれば便利です!

ディッキーズ 充電式LEDライト DIZF-7543

●明るさ:300 ルーメン(メイン)、50 ルーメン(先端LED)
●作業時間:2.5時間(メイン)、24時間(先端LED)
●防水:IPX4 
●重量:216g

製品ページ

2018年から販売が始まったディッキーズLEDライト「DIZF-7543」も「NEBOTACSLYDE」と同様にハンドライトと作業灯の使い分けができるライトです。

こちらもグリップエンドがマグネット内蔵で金属面で固定ができます。

LED部分の形状がとても薄く、狭い場所へ突っ込んで通常は光が届かない場所を照らすことに向いています。またこちらのライトは側面部分がメインで本体先端にサブのLEDが付いています。

このLED部分は本体中央部から角度を付けられるようになっており、作業灯として使う際にLED部分の向きを微調整することもできます。

 

ヘッドライトタイプ

最後にご紹介するのもアウトドアでよく選ばれるヘッドライトタイプ。頭にセットできることで両手を自由に使えることで暗闇での作業にはぴったりです。

今回はファクトリーギアでヘッドライトタイプも人気のライトブランド『LEDLENSER』からおすすめのモデルを選んでみました。

LEDLENSER H14R.2

 

●明るさ:1000ルーメン
●最大点灯時間:約35時間(≧1lm)
●照射距離(m):300
●保護等級:IPX4
●重量:340g

製品購入ページ

 

LEDLENSER H8R

●明るさ:600ルーメン
●最大点灯時間:約120時間
●照射距離(m):150
●保護等級:IPX4
●重量:158g

製品購入ページ

 

LEDLENSERのヘッドライト『H14R.2』モデルは最大1000ルーメン、『H8R』は最大600ルーメンという高性能で作業中、また移動中に十分な明るさを確保できます。(どちらも点灯時間が長いのも特徴です)

ライト部分の方向を微調整できることで作業中の首等の負担がかかりません。

画像はH14R.2

他のLEDライトと同様に明るさの調整、点灯モードが多彩で、上記のモデルは後部認識灯も搭載していることで特に夜間の移動などでも効果を発揮します。

画像は「H8R.2」モデル。

明るさや電源を充電池と乾電池両方使える点で『H14R.2』、本体の軽さを求める場合は『H8R』を選んでみてください。

 

まとめ

・LEDは虫が寄って来にくい性質があります。
・アウトドアで使用する照明を電池式(充電式)ライトから選ぶことで安全性や操作性を高められます。

・どこで使うか、どんな使い方をするかでランタンタイプ、ハンドライトタイプ、ヘッドライトタイプを選んでみてください。
・目安としてテント内、キッチン空間を照らすならランタンタイプ、移動や作業を効率よく行うならヘッドライトタイプ、その中間がハンドライトタイプです。

※こちらのブログでは、ファクトリーギアがYou Tubeにて配信している『ファクトリーギアTV~工具好き~』で登場するツールを元に工具情報をご紹介しております。