トルクレンチとは
トルクレンチとは、ボルト・ナット等をねじ規定のトルク値で締め
クルマのホイールやバイクのパーツ取り付けなど、オートモーティブ系のメカニックが繊細に締付トルクを管理するという特殊モノのイメージだったトルクレンチも、今やカーボン素材などで作られた自転車の締め付けトルク管理での重要性が知られるようになり、すっかり身近なものになっています。
トルクの単位について
トルクレンチの選び方
①使用トルク値を知る
②容量を選ぶ
③機種を選ぶ
大きく分けてプリセット型とデジタルタイプがあります。
プリセット型とは、あらかじめ設定したトルク値に達すると「カチッ」という音と手に軽いショックで知らせるトルクレンチの基本形。
トルク設定は変更可能で、多目的に使用できます。
最も一般的に広く使われるモデルで設定トルクも豊富なのがこのタイプです。
測定するトルク値をあらかじめ設定出来るので、連続して作業を行う場合やメモリの読み取りが困難な場所で使用する際効果を発揮します。
プリセット型は使い終わった後に設定トルクを最低値にする必要があります。
デジタル式とは、デジタルでトルク値を表示します。
設定トルク値に達すると音と光で知らせてくれます。
スナップオンはバイブレーション機能振搭載なので、振動で知らせてくれたりとメーカーによって特色もあります!
特徴としては左右両方向の測定が可能で、単位換算など機能が豊富です。
従来のプリセットで型では不可能だった測定値のメモリー機能や、締め付け中のトルクもリアルタイムで確認出来るデジタルならではのメリットもあります。
ボタン1つで測定値を設定出来ますし、使い終わった後プリセットの様に最低値に戻す必要もありませんので、時間短縮にもつながります!
またKTCのデジラチェはどの部分を握って使っても正確なトルクを割り出す感度センサーが内蔵されているため、測定トルクの制度が高いです。
KTCのトルクレンチはこちらから
DEENはヘッド交換式になっていて、スパナタイプ、メガネタイプなどのヘッドを使えるだけでなく、差し込み角のサイズも選ぶことができます。
DEENのトルクレンチはこちらから
トルクレンチの価格差について
最後に
トルクレンチは1度買ったら長く使える工具なので慎重に選びたいですね!
精度はもちろんですが、デザインやヘッドの形状の好みなどで選ぶのもひとつです。
またプリセットタイプは『カチッ』の音やフィーリングも大切ですので、実際に触って比べてお選びすることをおすすめします。
ぜひ作業が楽しくなる、使い続けたい、納得のいくトルクレンチをお選びください。
様々なトルクレンチを見たい方はこちらから