ボルト締めに電動ラチェットがオススメな理由!

電動ラチェットは重い?

ボルトの締め/緩めを早く行う時に電動工具やの力でパワーとスピードを加えると作業を効率よく行うことができます。

電池パックを取り付ければ好きな場所へ持っていけるコードレスタイプの電動工具は使える場所を選ばないので便利ですよね。

その一方で電池パック(と本体)がゴツくて重い、持ちづらいといった感想を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんなネガティブなイメージを払拭できるアイテムをご紹介したいと思います。

IR 3/8インチ 充電ラチェットレンチ12V(9.5mm角) R1130JP-K1

 

重量バランス

今回ご紹介するインガーソルランドの「R1130JP-K1」はメーカーの電動工具の中でも本体のコンパクトさや持ちやすさを意識したデザインになっています。

本体重量は約1kg(電池パック含む)と一般的なエアラチェットと比べると重みはありますが、それを補うためにグリップデザインが工夫されています。

以前、工具ブログでご紹介した「SP コードレスラチェットレンチ」とグリップ(トリガー)の位置を比較してみましょう。

 

インガーソルランドの「R1130JP-K1」はグリップ部ろトリガーが本体のほぼ中央にあるので自然と持つ位置も中央になります。ここを持つことで本体の先端やお尻に重量が傾きすぎて手に負担が掛かることを防いでいます。

 

またトリガー自体も小さめに作られています。これはトリガーが大きいとその分手を開いて握る必要があり、それだけで持ちづらくなるのを防いだりトリガーを握る手が狭い場所で使う時にも邪魔にならないような工夫がされているのです。

このトリガーのコンパクトさでも握り加減を変えてスピード調整がちゃんとできます。

 

電池パックの形

電動ラチェットの重量バランスに影響する電池パックについても「SP コードレスラチェットレンチ」と比べてみます。

画像はSP AIRコードレスラチェトの電池パック

「SP コードレスラチェットレンチ」は電池パックを小型化することで軽量化とスリム化を目指していましたが、インガーソルランドの「R1130JP-K1」は電池パックが他の電動工具用と同じ四角い形状ながら、電動ラチェット本体と並行する様に繋がるので握った時に電池パック側に重さが傾かない様に工夫されています。

どちらも12Vだが容量はインガーソルが2.0hと大きい。

あくまでこの2モデルを比べた時のお話ですが、電動ラチェットとしてのパワーなどの能力はほぼ同じでも電池パックの容量の大きさが充電時間の短さに繋がっているので、長時間使う場合はインガーソルランドの「R1130JP-K1」が有利になっていくのではないでしょうか。

 

 

まとめ

・重量が重いと思われがちな電動ラチェットはグリップ位置の工夫でバランスを良くし手の負担を軽減する様に作られています。
・本体の能力は似ていてもバッテリーの仕様で使い勝手が変わります。
・エアーのない現場では電気が便利!

※こちらのブログでは、ファクトリーギアがYou Tubeにて配信している『ファクトリーギアTV~工具好き~』で登場するツールについて補足を交えてご紹介しております。