以前ブログにてご紹介いたしましたBAHCOの新型キャビネット、チェストの『ストレージハブシリーズ』について、今回はキャビネットの段数の特徴をご紹介します!
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引き出しの段数設定の充実化
引き出し段数、深さなどサイズ感で選べるキャビネット
これまで日本国内では「1475K8」モデルをはじめとするローラーキャビネットシリーズが定番となっていました。
プロツールとして通用する耐久性や本体のカラーリング(ラインナップ)、そして引き出しの深さを入れ替える事ができる機能が魅力とあって長らく人気を博しています。
ただ従来のラインナップでスタンダードな外寸のシングルバンク(「1475K」シリーズ)の国内流通が限られ(多くが8段引き出しの「1475K8」モデル)、それ以外はワイドタイプ(「1475KXL7」モデルなど)が大半でした。
恐らくこれは海外の広大な工場で広々とスペースを使える現場事情を反映している事が伺えるのですが、今回の新型キャビネットはいずれもスタンダードサイズ(横幅693mm)の寸法に、5~9段まで引き出しのバリエーションが豊富な設定となりました。
かさばる工具、部品、資材などを収納したい場合は段数の少ないモデルを選ぶことで引き出しの深いものを標準で使うことができ、一方でツール毎に細かく整理整頓したい場合は段数の多いモデルを選ぶことで余計な工具などを収納すると発生しやすいキャビネット内での工具探しを減らし、余分な空間を減ることで多くのハンドツールを収納しやすくする効果もあります。
ENTRYは5~8段の4タイプ、PREMIUMラインは6~9段の4タイプで計8タイプから選択でき、まず収納したい工具や部品などの数や量から絞りつつこれまでご紹介した安全機能やカラー、アクセサリーパーツの有無で最も自分にふさわしいモデルを選べるようになっています。
ファクトリーギアでもスタンダードなシングルバンクのキャビネットについてお問い合わせを頂く事も多く、その際異なる引き出しの段数に対する要望も伺うことがありました。
今回のラインナップではそんなユーザーの期待にも応えるアイテムになっているのではないでしょうか。
まとめ
・新型キャビネットでは従来のスタンダードサイズモデルよりも引き出し段数の設定が豊富になっています。
・深い引き出しで大型の工具を収納しやすくしたり、浅い引き出しを複数使うことで細かな整理整頓を行えるようにできます。
・引き出しの段数設定から安全機能の仕様など複数の要素からあなたに最もフィットする1台を選んでください。