自然災害はいつ襲ってくるか?またそれに対しての人間の無力さは経験された方でしたらよくご存知だと思います。台風は来るのが事前にわかるので対策はできるけど、それでも被害が出てしまいます。ましてや地震はいつ起こるかわかりません。そんな自然災害が起きてしまった時に人を助けたり、解体などの作業時に使える工具、あると便利な工具を工具屋目線で紹介します。
ジャッキが使えるんです
まず、建物が倒壊したりして、重たいものを持ち上げたい時に使える工具がこれです!
ジャッキです!
一部の高級車以外に車には、パンク時の交換用にこの様なジャッキが車に積んであります。パンク自体はそんなにあることではないので、車載のジャッキを使ったことってそんなにないと思いますが、一度どこにあるか?確認しておくといいですよ。
このジャッキは車を持ち上げる道具ですから、車は1ton以上あります、ですから大抵のものなら持ち上げることができます。
地盤が柔らかかったりする場合は、下に板などを引いたりして安定させて使います。
これはぜひ、頭の片隅に置いておいていただきたいです。
あと、車屋さんにあるこんなジャッキも油圧で早く上がるので使えます。
地震などで倒壊した建物に挟まれたりした人がいたら、冷静にいられないとは思いますが、ジャッキは使えますので、ほんと頭の片隅に覚えておいて欲しいです。最悪、何もなければテコの原理で何か丈夫なもので持ち上げるかですが・・・。
ライトは電池式がオススメ
そして、停電は起こりうることです。
最近は充電式でついたり動いたりするものが多いです、特にスマホなんて電池切れにはしたくないですよね。色々な防災グッツもありますが、防災グッツの電化製品は電池式のものがいいですね。
例えばLEDライト
充電式も多いこのライトですが、作業用ではなく防災用として考えると電池式がいいですね。
DEENのこのLEDライトは単4電池3本でとっても明るいんです、しかも発光面も広いので広く照らしたい場合などは便利です。
また、マグネットが2箇所についているので・・・
この様に、いろんな向きでくっつけることができます。
本来は、整備する時に手元や作業箇所を照らすのが目的ですが、防災用と考えた場合にも使えます。
動画もありますので、よかったらご覧ください。
家庭用の常備工具に
次に、家に工具がある方なら多分持っているだろう工具ですが、なかったら追加した方がいい工具を紹介します。
モンキーレンチ
ボルトナットに合わせて口が開くので、範囲内のサイズならどんなサイズでも回せるので、何かを解体する時に手持ちの工具に合うサイズがなくてもこれで回せるので便利工具の一つとして持っているといいですね。
製品購入ページ
ウォーターポンププライヤー
モンキーの様に口が開くので、モンキーの様にボルトやナットを回すこともできますし、口の挟み面の形状がひし形になっているので、配管などの丸モノなどを掴むのに便利です。プライヤーだから掴むこともできるのがいいですね。
コンビネーションハンマー
片方がプラスチックで片方が鉄のハンマーです。
相手を傷つけたくない場合はプラスチックで、しっかりと重みをつけて叩きたい時は鉄の方でと使い分けができますし、重みをしっかりあるので、物をずらすのに叩いて使ったりもできます。
まとめ
工具や道具は人の手ではできなことを補ってくれるモノです。だから周りを見渡すといざという時に使える工具や道具は結構あるんです。オートモーティブ関連の工具類の他にも建築関係の工具や道具はもっと使えるものがありますね、私も大きな災害に遭ったことがないので偉そうなことは言えませんが、いざという時は冷静に周りを見渡してみましょう、車の車載工具。大型トラックには荷締め機や油圧ジャッキなどがあるかもしれませんし、建築資材現場の近くなら使える道具が色々あると思います。緊急時はそれらをお借りすることも必要だと思います。