同じ様なプラスに見えるけど規格が違います!

こんにちは!工具屋てっちゃんです。

今日はドライバーについてです。。。

ドライバーはよく使う工具の一つです、中でもプラスドライバーはよく使いますよね。
プラスねじを回すプラスドライバーですが、そんなプラスねじ、何でも一緒ではなく、よく見ると
似た様な形をしていても違うねじもあります。。。

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この2つのネジ、十字が切ってあって同じプラスネジでしょ。って思われるかもしれませんが、違うんです。

よく見る十字のネジは、アメリカのフィリップス・スクリュー社が発売したネジの規格のもので一般的にプラスのネジと呼ばれています。(上の写真の右のネジ)
僕たちが一般的にプラスねじと読んでいるのはこのフィリップスねじなんです。ですから、このフィリップスねじを回すドライバーは「phillips screwdriver」が世界的には標準の呼び方で、phillipsのphを取って「PH2」とかで番手を表記することが多いです。
ちなみに日本のJISでは「十字ねじ回し」と呼びます。まあ、プラスドライバーの方が自然ですよね。

それに対して、写真左はポジドライプといってイギリスのEIS社が特許を持つネジなんです。
同じ様な形ですが、十字の溝に対して45度ずれたところにも溝があり、バッテン印みたいな線が入っています。フィリップスねじとは寸法・規格がちがうので、当然回す工具も違います。

 

まずは、フリップスねじを回すドライバー、プラスドライバーです。

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よく見るねじとドライバーですね。
グリップエンドには、「phillips screwdriver」のPH2と表記されていますね。
これが一般的なので、ドライバーを揃える時は、このタイプのドライバーを揃えましょう。

そして、イギリス発祥ポジドライブ

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こうしてちゃんと見比べると全然ちがいますよね。
このポジドライブの特徴は、トルクが掛けやすいというところです。
一般的なプラスドライバーはカムアウトといって、力を掛けて回すとドライバーがネジの溝から浮き上がりやすく、舐めやすく、その分トルクも掛けづらかっったりしますが、このポジドライブネジは浮き上がりにくくしっかりトルクを掛ける事が出来るというのが特徴です。

また、イギリス発祥のネジなので、ヨーローッパ製品に多く見られます。
ヨーロッパ製品のプラスネジを回す時はちょっとよく見て下さい

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十字にバッテンがあるのはポジドライブです。これにはポジドライブのドライバーが必要になります。

ということで、同じ様に見えるプラスねじですが、規格が違うねじなので、回すドライバーも違います、それぞれにあ合ったドライバーを使いましょう!